CIGSコラム「僅差でも圧勝を作り出すアメリカ選挙制度の不思議
Kenji Kushida
CIGSの新しいコラムが出ました。
CIGSコラムシリーズ:アメリカ政治、選挙をリフレーミング②
僅差でも圧勝を作り出すアメリカ選挙制度の不思議
URL:https://cigs.canon/article/20241203_8483.html
投票日から2週間ちょっとの時点で、ようやく開票率が99%を超えたので改めて結果を見たら驚きました。
思ったより僅差だったのです。トランプ76.8ミリオン、ハリス74.3ミリオンで、その差 2.5ミリオン。得票率としては1.6%です。
国民投票数の得票率が1.6%だけ違うのに(トランプ49.98%, ハリス48.35%)、アメリカは不思議な選挙人団制度という制度を使っているため、実際に大統領選を決める「選挙人投票」の数が312 (58%) v 226と (41%)という大差となっています。
なんでこんなことになってるんですか?たくさん疑問が浮かびます。残念ながら日本はこれから(長い間)アメリカ政治に振り回されてしまうので、ビジネスパーソンであっても詳しくなった方が良い世界です。
このコラムシリーズで徐々に解説していきます。